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40~50代のミドル・シニア社員に対し、企業はどのような課題を抱えているのでしょうか。主な4つの課題について解説していきます。
40代・50代になると、役職定年や定年退職といったキャリアの節目が見えてきます。とくに役職定年を迎えた社員の場合、これまでと違って補佐的な業務に就くケースが多くなるでしょう。こうなると、これまで責任者として活躍してきた緊張が解けてしまい、「意欲がなくなった」「やりがいを見失った」といった事態につながることがあります。
こういったミドル・シニア社員は、職場での立ち位置や自身の存在意義が分からなくなり、モチベーションがダウン。今後のキャリアの見通しもつきにくくなり、場合によっては言われたことだけをこなすだけの人材になる恐れもあるのです。
定年後の再雇用や、役職定年などを迎えたミドル・シニア社員が増えると、そのマネジメントが難しくなります。なぜなら、彼らのいたポジションに就くのは自ずと年下の社員となるため、いわゆる年下上司がマネジメントを行うことになるからです。頭では分かっていても、年下にマネジメントされることに抵抗感を覚えるミドル・シニア社員も中にはいます。
また、年下上司もミドル・シニア社員に気を使いすぎてしまう傾向があることも考えられます。もちろん長く勤めている社員への敬意も必要ですが、あまりにも気を使いすぎると組織の雰囲気がギクシャクし、業務にも悪影響が及ぶ恐れがあります。
キャリアが長いミドル・シニア社員は、能力やパフォーマンスのレベルに個人差が出やすくなります。専門職などの場合は、その他の業務にほとんど従事したことがないといったケースがあり、業務内容や職場でのポジション決めが難しくなるのです。
しかし、モチベーションが下がりやすいからといって、能力以上の業務・ポジションを割り振っても逆効果になることがあります。また、年齢を重ねることで集中力や健康の問題も浮上してくるため、個人に合わせた業務・配置を考える必要があるでしょう。
上でも述べましたが、ミドル・シニア社員は個人の経験・能力などに差が見られるようになります。1人1人のポテンシャルに合わせて業務・配置を割り振った場合、仕事のレベルや働き方も違ってくるでしょう。
こうなると、賃金体系をこれまでのように一律で考えた場合、不満の声があがりやすくなります。しかし、長年にわたって企業を支えてくれた人材であるため、心情的にもその処遇には頭を悩ませることが多くなるでしょう。何を基準に処遇を決めるかを明確にすることが企業としての課題と言えそうです。
リクルートの調査によれば、40代から50代でキャリアについて考えて行動しているのは3.0%弱で、約50%がキャリアについて考えられていないというデータがでています。
働き続けたい意欲はありながらも、自分のキャリアに対しては受け身な人が多く、こういった層にアプローチすることが企業の成長には不可欠です。
多くの人事の方は、「ささいなことでもいいから、何かを変えて、前向きに仕事に取り組む社員が一人でも増えてくれたら」という思いをお持ちではないでしょうか。
そのひとつの手段がキャリア研修であり、下記ぺージでは、50代社員を活躍に導くためのキャリア研修など環境づくりを解説していますのでチェックしてみてください。
ターゲットとなる社員で選ぶ
ミドルキャリア研修
社会人材コミュニケーションズの研修は、個人向けキャリアマネジメント研修「知命塾」で培ったノウハウを活用し、社員一人ひとりの課題に向き合い、プロフェッショナルとしての活躍を促します。企業の実情に合わせたカスタマイズ研修や、外部との交流を含む実践的なプログラムを通じて、ミドル・シニア層の主体的なキャリア形成を支援します。
リクルートマネジメントソリューションズのミドル・シニア向けキャリア研修は、キャリアの停滞感やモチベーション低下に直面する40代社員に対し、複数のキャリアバリエーションを描く場を提供します。これにより、組織内での新たな挑戦や自己成長を促し、雇用延長を見据えた主体的なキャリア形成を支援します。
女性キャリアが活躍しきれない現状を変えたいなら、制度の見直しや、女性管理職への研修はもちろん、女性の上司となる男性社員に対しても研修を行い、男性管理職が女性役職者をどうサポートしていくべきかを意識づけしていくことが求められます。インソースの女性活躍推進ための研修はバリエーション豊富で、男女それぞれに必要なアプローチができます。
選出基準
前提:「ミドルキャリア研修」とGoogleで検索して10ページまでに出てくる実際に「ミドル・シニア向け研修」を行っている企業42社を調査し、実績の掲載、講師を掲載している企業をピックアップ。
・社会人材コミュニケーションズ:依頼を受けた企業の課題によって研修内容のカスタマイズを行っている企業の中で年間の実績が最も多い企業
・インソース:パッケージ型の研修を行っている企業の中で年間の実績が最も多い企業
・リクルートマネジメントソリューションズ:マネジメント研修を行っている上場している企業の中で最も年間の実績が多い企業